Blog記事一覧 > ブログ > エコー(超音波検査)の導入

エコー(超音波検査)の導入

2019.09.09 | Category: ブログ

 

 

当院では数か月前からエコー(超音波画像診断装置)を導入しました。

 

病院などでは当たり前にある機械ですが、整骨院で置いてあるところはあまり聞いたことがありません。

 

エコーの導入によって痛みの原因、損傷の程度などが観察できるようになり

より正確に根拠ある施術へとつなげることができます。

 

さらに患者様にも画像を用いて説明することで、わかりやすくご自身のケガの状態が把握でき

施術に対する安心感も出てきます。

 

 

エコーとは

 

骨や筋肉、靭帯などの観察ができ、肉離れ、靭帯損傷、関節炎、骨折など

『どこを』『どの程度』損傷しているのか観察するのにとても有用です。

 

リアルタイムで観察でき、筋肉や関節を動かしながらの観察もできます。

 

 

 

 

当院での実際のエコー画像、症例をご紹介します。

※患者様に了承いただきました。

 

症例

①かかとの痛み(足底腱膜炎)

正常

 

痛みがある場合

足底腱膜炎になるとエコー上では足底腱膜が分厚くなったり、

かかとの骨が波打っているように見えます。

 

 

②肩の痛み(腱板損傷)

正常

 

痛みがある場合

腱板を損傷すると筋肉の盛り上がりが無くなったり

炎症があると付着部付近に黒い靄(もや)がかかったような像が見られる。

 

 

③ふくらはぎの肉離れ

正常

 

痛みがある場合

筋繊維の連続性が絶たれ(途切れている)、

炎症によって周りに黒い靄(もや)がかかっているような像が見られる場合もある。

 

 

④ふくらはぎの肉離れpart 2

四十代男性、バレーボールのスパイクで踏み切った際に右ふくらはぎを損傷

正常

↓ 痛めていない左ふくらはぎ

矢印が指しているのが筋肉を包んでいる筋膜といわれるものです。

エコーでは白い線で確認されます。

正常な場合、綺麗な真っ直ぐな線が見られます。

 

痛みがある場合

↓ 痛めた右ふくらはぎ

筋膜が正常なものに比べ、真っ直ぐな線でない事が見られます。

線が途切れてモヤモヤっとしています。

これが筋膜が損傷しており「肉離れ」と言われるものになります。

 

1週間後

当院での治療を1週間行った結果、

途切れていた線が繋がり、モヤモヤが消えています。

この時には日常生活での痛みはなくなっていました。

 

しかし、正常なものと見比べていただくと

筋膜の白い線が分厚いことが分かります。

これは筋膜が硬くなっていることを示しています。

このまま激しい運動をすると再度肉離れを起こしてしまいます。

なので日常での痛みがなくなったからと言って治療を終えず、

再び肉離れしにくい体を作るまでが大切です。

 

 

エコーで診させていただいて、こちらでは対応が難しい場合は、

こちらの提携しているクリニックを紹介させていただきますので、

ご安心ください。

 

なるべく分かりやすく説明させていただきたいと思いますので、

もし、エコー検査をされたい方はお申しでいただければ、対応させていただきます。

お気軽にお声がけください。

 

当院の特殊施術について

LINEからのご予約について

line-bnr

当院へのアクセス情報

<tr>
所在地〒559-0003 大阪府大阪市住之江区安立1-4-20
予約お電話・メールでのご予約が可能です
受付時間9:00〜12:40、16:00〜20:40
電話番号06-6675-3260
休診日木曜、日曜、祝日