肩の痛みといっても、四十肩・五十肩とスポーツでのものとはまったく別のものです。
スポーツでいう肩の痛みというのは、腕から肩の筋肉を無理に使いすぎたことによる筋や腱の炎症、あるいは肩の関節面がずれたり隙間が狭くなったりする状態をさしています。
これに対して、四十肩・五十肩は、ふだんあまり使っていなくてもおこります。これはなぜかというと、肩甲骨にその秘密があります。
足を動かすおおもとが骨盤であるように、腕を動かす根本となるのが肩甲骨であるわけです。
人間は歳を取るにつれ、内臓や血管のまわりに脂肪がつきだします。また、筋肉が衰え、骨や関節周辺の筋肉も少なくなり、動きが悪くなります。
肩甲骨周辺でも同じことで、肋骨の周辺についた脂肪によって肋骨が広がり、肩甲骨との隙間が狭く、滑りが悪くなります。こうして腕が動きにくくなり、それを無理に動かすことによって痛みが生じるのです。これが四十肩・五十肩といわれる痛みの原因です。
四十肩・五十肩というのは、一種の老化現象ですから、個人差はあっても誰にでもおきる症状といえます。だいたい40歳代~80歳代に始まります。ある日突然おきるような状態の場合は、数日から1週間程度で治ることが多いようです。
この四十肩は、痛みの程度にずいぶん差があります。肩に重さ、だるさを感じる軽度のものから、寝返りを打つのも苦しいといった重度のものまでさまざまです。一般に四十肩と言われているのは、比較的軽度のものをさしています。
前述しましたように四十肩は老化現象からおきるものですから、完全に防ぐことはできません。しかし、日頃からの運動によってある程度老化を食い止めることができることはご存知でしょう。
現在の生活は、あまり肩や腕を使わなくてもすむようになっています。
運動不足が病気をおこしやすくするように、筋肉の不使用は体各部の痛みとなって現われます。四十肩に関していえば、肩甲骨を中心とした肩、腕、関節を動かす運動をすることが大事です。腕を回したり、負荷をかけた(少し重いものを持った)状態で体操をしたりといった具合です。
肩、特に背面の筋肉は老化防止にとって非常に重要なものです。
というのは、ふつう私たちが運動をする場合はどうしても、体の前面の筋肉、つまり胸や腹といったところに集中しがちで、背筋力が弱まり背骨が曲がりやすくなります。つまりお年寄りの姿勢である腰の曲がった状態になりやすくなるというわけです。
肩を動かす運動では、いつも背中にも注意して行うようにしてみてください。
すでに四十肩になっている人は、痛みがあるうちは無理な運動は控えてください。
肩の可動域から普段の姿勢までチェック。
痛みの原因を特定していきます。
四十肩の多くは骨盤がねじれ、左右どちらかに歪みがあります。
骨盤に歪みがあれば姿勢も崩れ、肩にも影響します。
次は手首の矯正です。
肩が痛い方は手首が内側に捻れていることが多いです。
これを矯正することで肩が開きやすなるので、上がりやすくなります。
四十肩でお悩みの方は肩、首、肩甲骨周りのこりも強いのでほぐしていきます。
最後に肩関節を直接触り、可動域を広げていきます。
痛みのない範囲でストレッチ・トレーニングを行います。
四十肩は筋肉をほぐすだけでは良くなりません。
湿布や痛み止めなどもその場しのぎでしかありません。
原因となる姿勢の矯正からコリをほぐすためのマッサージ、
正しい姿勢をキープするためのストレッチ・トレーニングまで、
しっかり検査した上であなたに合わせた施術を行います。
つかもと整骨院では姿勢の矯正・維持に特化したメニューがございます。
とりあえず今の痛みをどうにかしたいという方だけでなく、
その場限りではない、原因から取り除きたいという方も、
一度お気軽にお問い合わせください。
些細なご質問でもお答えさせていただきます。
急に肩が上がらなくなってお悩みの方は一度つかもと整骨院にお越しください。
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イチロー選手などのプロスポーツ選手たちも使用していることでも有名です!